キャンペーンモードも面白い! 宇宙を駆けるFPS

一人称視点のシューティング「FPS」というジャンルを語るときに、「コール・オブ・デューティ(Call of Duty)」シリーズを抜きに語ることはできないでしょう。
なかでも極上のSF近未来体験が楽しめるのが、「コール・オブ・デューティ インフィニット・ウォーフェア」です。

前作「ブラックオプス3」とはここが違う!

コール・オブ・デューティシリーズは、近年3つの制作会社が持ち回りで制作するほどの人気ゲームです。
しかし2015年に発売された「コール・オブ・デューティ ブラックオプス3」は、マルチプレイこそ旧作と変わらず面白さを持続していたものの、キャンペーンモード(ストーリーモード)が複雑で、ストーリーを追いにくいものでした。
ただでさえ近年のシリーズは近未来SFの色が濃くなっていたので、昔ながらのシリーズが好きな方は敬遠されたかもしれません。
しかし「コール・オブ・デューティ インフィニット・ウォーフェア」のキャンペーンモードは、良い意味で期待を裏切ってくれる、それほどに面白い出来です。

主人公は宇宙船の臨時キャプテン!

「ブラックオプス3」に続いて2016年に発売された「コール・オブ・デューティ インフィニット・ウォーフェア」の主人公ニック・レイエス少佐は、緊急事態に見舞われていきなり中佐に昇進、宇宙船リトリビューションの臨時船長となります。
シリーズのSF路線はついに宇宙にまで飛び出していったのです。
しかし、ストーリーは複雑どころか単純明快。
宇宙船の指揮官となって、サレン・コッチ艦隊長率いるSDFの脅威を取り除くべく、火星から土星、果ては天王星までを駆け巡るのです。
そこに、相棒となるロボットとの友情や、共に戦う戦友たちとの波乱万丈のドラマが描かれていきます。

まるで映画! 没入感たっぷりの演出

とにかくPS4ならではの映像描写が美しいの一言に尽きる本作。
惑星の表面のゴツゴツ感、空に見える惑星や衛星などの美しさ。
そして宇宙服を着た主人公の息遣いと、呼気に含まれる蒸気によるマスク内の白い曇りの一粒一粒まで。
無重力空間での操作感も独特で、没入感はシリーズ随一です。
そして「コール・オブ・デューティ インフィニット・ウォーフェア」が特徴的なのは、ミッションが章分けされていないこと。
普通はひとつのミッションをクリアするとクリア画面が出ますが、今作では、メインミッションとサブミッションが分かれているものの、基本的にはシームレスにつながっていきます。
これがまるで一本の映画のようで、やめどきを見失ってしまう原因になるのです。

近年の「コール・オブ・デューティ」シリーズはマルチプレイ(インターネット通信対戦)がメインとなりつつあります。
それはそれで楽しいのですが、やはり手間とこだわりを持って作られているキャンペーンモードならではの楽しみもあります。
「コール・オブ・デューティ インフィニット・ウォーフェア」のキャンペーンモードは、近年でも特に極上のSF体験ができるソフト。
シリーズ初心者の方も、マルチプレイがメインの方も、ぜひプレイしてみては?